今回は、家族で愛用しているバンドックのローチェアをご紹介します。
キャンプでは、テーブルなどが高く設定されているスタイルを「ハイスタイル」。
低く設定されているスタイルを「ロースタイル」などと言いますね。
全体的にロースタイルが主流となっていると思いますが、小さい子どもがいると間違いなくロースタイル、さらにお座敷スタイルと低め設定のキャンプが増えてくるはずです。
幼児と小学生がいる我が家のキャンプも当然、ロースタイル。
そこでこのバンドック・ローチェアが大活躍します。
パッと開くだけなので、設営・撤収が想像を絶するほど楽ちん
キャンプを始めた頃は、ヘリノックスのチェアが流行していました。
そのため、Amazonで「パチノックス」を購入し使っていました。
こういったアルミフレームの組み立て式チェアは、確かに小さくまとまるし、座り心地も悪くないのです。
風ですぐに倒れる、リラックスするには良いが食事をするには向かないなどのデメリットはありますが、気に入って使っていました。
しかし、キャンプにだんだん慣れてくると、「とにかく楽をしたい」という気持ちが膨れ上がってきます。
特に、設営と撤収はすばやく終えて、すぐに「キャンプを楽しみたい」と思い始める訳です。
もちろん、テントやギアの設営や撤収もキャンプの一部な訳ですが、誰もが「さっさと終わらせたい」と思うのは当然です。
そこでこのバンドックローチェア。
袋から出して、広げれば、あら不思議。
もう座れます。
家族4人分を設営するのに、2〜3分。
もはや神の領域です。
数少ない「安くて、使えるローチェア」。無骨なカラーリングもいいね。
世の中「ロースタイルキャンプ」は定着していますが、「ロースタイルチェア」はそれほど多くありません。
もちろん、ヘリノックスなどもローチェアの部類には入ると思いますが、私の求めていたものではなかった。
このバンドックローチェアは、だいたい定価と考えられるのが1800円くらい、安い時期は1400円以下で売られていることもあります。
ヘリノックスが1万円以上することを考えれば、破格のディスカウントプライスです。
このチェアは、椅子の高さの「ロー具合」が絶妙で、ロースタイルに合わせたテーブルにぴったりマッチします。
さらに、フレームがスチールなので軽さを犠牲にしている分、安定感はあります。
ヘリノックスタイプのように、風が吹いて転んじゃったということはありません。
以前はブルーやピンクも売られていましたが、現在は「無骨感」あふれるカーキとベージュの2種類。
バンドックのソロドームやティピーテントと合わせるにはベストチョイスでしょう。
価格が安いので、多少乱暴に扱おうが、汚れようがまったく気になりません。
そもそもアウトドアですからね。
ギアを大事にするのは良いことですが、「汚れも傷もつかないように、キレイに使わなきゃ！」っていうのもなんだか本末転倒だと思いません？
子どもも一緒に使えるので、家族4人でそろえられる
我が家は、幼稚園児と小学生＋大人2人の4人家族ですが、このバンドックローチェアですと、家族全員が同じチェアに座れます。
これは大きなメリットです。
テーブル周りがすっきりして統一感はありますし、「俺がそっちに座る、俺はそっちがいい」という「椅子がバラバラだからこと起こる椅子争奪戦」を未然に防ぐことも可能です。
安価ではありますが、座り心地は悪くありません。
私は178cmの身長ですが、座るのも立つのも無理はなく、非常快適です。
値段は低め、座面も低め、家族みんなで快適に使えるキャンプ用ローチェアを探している人には、ぜひともおすすめしたい一脚です。